ところでゼッチーダ、なぜ都心から郊外に?
逗子では新居の工事が着々と進む中、代々木のマンションで引っ越し準備に追われるゼッチーダの陣中見舞いに訪れたのは、リンナイでエコワンのエバンジェリスト、後藤氏でした。
普段あまりエンドユーザーと直接コミュニケーションを取る機会の少ない後藤氏でしたが、せっかくの機会に恵まれたので、ここぞとばかりに、ゼッチーダにいろいろと聞いてみることにしました。
そもそもなぜ代々木という、都心のさらにど真ん中に位置するような大都会から、山と海に囲まれた郊外である逗子に引っ越すことになったのか?
某県の郊外に住まう後藤氏としては、なかなか理解しがたい理由について、ゼッチーダに質問をぶつけました。
「僕もかみさんも東京生まれの東京育ちで、圧倒的に便利なロケーションの中で暮らしてきました」と、いきなり生粋のシティボーイっぷりを披露するゼッチーダ。
「だからかもしれないですが、山と海があって、空気がきれいな自然環境に対する憧れみたいなものがあったのかもしれません」と続けます。
「でもいきなり見知らぬ土地に行くことに不安はなかったんですか?」と聞く後藤氏に、「実は偶然かもしれませんが、逗子や葉山には、何人かの友人が数年前から引っ越していたんですよね。彼らも同じように都心に住んでいた人たちなんですが、彼らに出来るなら僕にも出来る、そして彼らがいるなら寂しくないと思ったんです」と答えるゼッチーダ。
「まぁ東京から出るなら、逗子だろうが南米だろうが、世界のどこに行っても同じですよ!」と格好良く言い放ったのは、幼いジュニアをあやしながら横で聞いていたミセス・ゼッチーダだ。聞くと本当に海外移住も検討していたとのこと。さすが世界を股に掛けて活躍するゼッチーダ・ファミリーだ。
代々木ライフに未練はないんですか?という問いかけには、「結婚する前から代々木には住んでいたんですが、代々木は都心の割にエアポケット的に静かな街で、すぐ近くの渋谷や原宿、新宿のように開発され尽くされていなくて、いまだに昔の面影が残るところもあって、とても暮らしやすい街でした。でも、都心なので地理的に時間的余裕があるかと思ったけど、なんだか時間の流れが二倍速三倍速になったような気がしてきて…結局疲れてたんですかね、都心ライフに」と、哀愁をにじませながら答えるゼッチーダ。なるほど、都会暮らしにもそれなりの悩みがあるモノなんですね。
「今は早く逗子に行きたくて仕方ないですよ!」と未来の生活を見据えるゼッチーダに、「まぁウチの主人には、一度したいと言ったら止められない瞬発力がありますからね…」と、諦めたかのように呟くミセス。
結局は夫唱婦随…な、ゼッチーダ・ファミリーでした。