春本番、なのに心はオホーツク・・・お元気ですか?ヒヨリンこと久留米日和です。
私は全然元気ありません。だってこの間、彼と険悪なムードになっちゃって、今日はその元凶となった
の日なんです。メンバーは会社の仲間、そしてこのツアーを企画して誘ってくれた取引先の営業さん・・・そう、彼の事です。
はぁああああ~。(溜息)ホントはね、彼と二人で行くはずだったんです。なのに彼が本屋で温泉ガイドブック見てたら、こともあろうかウチの会社のユリに見つかっちゃって、「ワタシも連れてってくださ~い」なんて言われて、「じゃ!みんなで行きましょう!」てな話になっちゃった。
まぁ、彼とは一緒なんですが、会社内では二人が付き合ってることオフレコだし、なんか全然楽しくないよ~~~~。
・・・って言っててもしょうがないか。このツアーでユリが彼に迫ることは間違いナシだし、なんとしても二人の間に割って入って邪魔してやる~~~!
・・・てなこと言ってたら集合時間ぎりぎりに!集合場所の駅に着くとツアーバスが発車寸前!
「まってぇええええええ!!!!」
ギリギリセーフでバスに乗り込む。
「せんぱーい!ギリ間に合ってよかったですね~」後輩の真奈美ちゃんが声をかけてくれた。
「久留米さんったら相変わらずね。ツアーバスに乗りそこなったら一人で留守番だったところよォ?」
・・・ムカッ!ユリめ、癇に障る喋り方だわね・・・っていうか、なんで彼の隣に座ってんのッ?!眉間にしわ寄せてたら、「あ、久留米さん、座席は早いもの順で座っちゃったから、空いてる所に座ってください・・・」と、彼。
はいはい、遅れてきた私が悪いんですよッ。
荒んだまなざしを投げつけると彼は「は~い皆さんお揃いになりましたねぇ~・・・」と作り笑顔で答えた。

走り出したバスによろけながら後方の空いた席にたどり着くと、見知らぬ男性が「荷物、棚に上げましょうか?」とカバンを持ってくれた。
「?」このヒト、誰?
その男性が笑顔で言う。
「あ、僕、水谷さんの後輩で吉原っていいます、吉原アツシです、よろしくお願いします」
あ。そういえば、彼が
って言ってたっけ。へぇ~、アツシ君かぁ、なんかイイ人そう~。
「わ、私、久留米日和です。よろしくね」
「それにしてもこのカバンやけに重いですね、何が入ってるんですか?」
「あ、うん。今日のお花見用のお弁当、みんなの分作ってきたから・・・」
「えっ?みんなの分を?すごいですね?!お昼楽しみだなぁ」
え?!そんな、楽しみなんて~・・・ちょっと嬉しいんですけど~♪さっきまでのドンヨリした気分がアツシ君のおかげでちょっと晴れた。
と、前方を見れば、ゲッ!ユリのヤツ、彼にピッタリ寄り添ってガイドブック一緒に見てるし!ってか、チョコどうですか?とか言ってるし!ってか、「アーン」っておい!(怒)ちょっとおさまった怒りがまたメラメラと・・・。
「なんか、暑いですね。窓開けましょうか?」
ハッ、アツシ君に怒りのオーラが伝わっちゃった?
「そ、そうだね天気もよくなって、暑いくらいだね~、えへへ」
・・・アブナイ、アブナイ。もう、前方の二人は視界に入れないようにしよう。
そして目的地に到着!バスを降りたら一面の桜並木がきれい~!!
「すごーい!満開~」
「さぁ~、花を見ながらお弁当にしましょうよ~」
早速、シートを敷いて、カバンの中から大きな包みを取り出す。
「ハーイ!お花見のお弁当にさつまいもの炊き込み作ってきました~」
「待ってましたー先輩!」
「おおー!さすが日和君!」
そう。やっぱりお花見のお弁当にはご飯がいいでしょ?
だから、お花見に合わせて黒米を混ぜてほんのり薄紫に色着けした炊き込みご飯にしてみました。
おにぎりにすれば、外でも食べやすいしね!




















