vol.04
施工会社さんにいろいろ訊いてみる
施工会社の菅沼さんが三階でゼッチーダと打合せをしていると聞いたニッシーダは、まだハシゴ状態の階段を上って三階に上がることに。するとそこには逗子らしい海に抜けた素晴らしい見晴らしが。
部外者なのに打ち合わせにさりげなく参加するニッシーダ。
横から話を伺っていると、どうやらせっかくの逗子らしい景色を眺めたいということで、窓の大きさを当初よりも大きくしたいとゼッチーダが設計の変更をリクエストしたとのこと。「実はそのせいで、ZEH(ゼッチ)の認可が微妙なんですよ…」という菅沼さん。なぬ?何やら不穏な空気が…
「え、ここはZEH住宅にならないんですか?」と勢い込んで聞くニッシーダに、「まだ可能性はありますが、正直このままだと難しいですね」と答える菅沼さん。納得いかないニッシーダは、「ZEHライフを目指すんじゃなかったのか?」とゼッチーダを問い詰めると、「たしかにZEHを目指していましたが、それはあくまでも結果であって目的じゃありません」と、きっぱり答えるゼッチーダ。
「僕はエコに配慮した生活が出来れば良いと考えていたので、ZEHというものを知ったときに、ああそれは良い考えだなと思ったんですが、そのために景観を諦めるつもりはありませんでした。自分たちのライフスタイルを、無理にエコ生活に寄せるつもりはないんですよ」とのこと。
う〜ん、確かにその考えにも一理あるなと、しぶしぶながら納得するニッシーダ。
思案顔のニッシーダに、「まぁほぼZEHなんですけどね」とフォローする菅沼さん。
あぁ、ゼッチーダ…この企画は大丈夫だろうか。