ミセスのお仕事について
ミセス・ゼッチーダこと井田夫人は、「華道家&DJ」というなかなかにユニークな肩書きを持つ、ゼッチーダ以上にアクティブな女性です。
そこで今回は、ゼッチーダには少しお休み頂いて、ミセスからお話しを伺いました。
元々はイラストレーターだったというミセス。並行して大好きな音楽活動も行っていましたが、書道の先生をされていたお母様からの、「一生掛けてできる仕事を身に付けなさい」というお言葉に誘発されて、年齢を重ねても人に教えることの出来る技術を身に付けようと、華道の世界に足を踏み入れます。
「イラストや絵の仕事をやっていたので、華道なら色の勉強にもなると思って始めたんです」というミセス。
さっそく師匠について華道を学びだしたミセスでしたが、やがてそれを聞きつけた知り合いから、お花の仕事を依頼されるようになります。そんなことが何件か続き、来る仕事来る仕事を一生懸命こなしていく内に、いつの間にか周囲から「お花の人」というイメージを持たれるようになってしまったミセス。
しかし師匠に付いているとはいえ未だ修行の身。「もっと深く勉強して確固たるものを身につけなくては!」と思い、華道を本格的に学び直すため、一念発起して池坊の学校に入ります。
道ごとの修行は一生続くとはいえ、現在もつ「華道家元 池坊いけばな 正教授一級」の肩書きに沿うよう努め、ご自身の教室を開き共に学んでいきたいと話すミセス。
「お花って自然の中から自分で選んで活けるのが本当の姿だと思うんです」というミセス。「できれば自分で選んで切り採った草木や花を活けたいと思っていたので、自然に囲まれている逗子への引っ越しは、華道家としても良い選択でした」と、明るく微笑みます。
今後の目標は?という質問に、「もちろん一番になることです」と即答するマダム。
「だって一度本気でやり始めたのなら、それをやり続けないといけないし、やる以上は一番を目指さないと意味がないでしょう」と軽く言い放つマダム。
華道も音楽活動も、そして主婦も子育ても。すべてに全力で取り組むミセスのオトコマエな姿勢に、同じく写真道を極めんとするゼッチーダも惚れたのではないでしょうか?