初風呂に入るのは誰だ!?
ゼッチーダの新居詣でに来たニッシーダの本当の目的は、もちろんエコワン。
エコワンで作られたお湯とはいったいどんなものなのか...?
「まずは湯加減を確かめなくては!」
そう考えたニッシーダは、リビングでエコワンの説明書を熟読するゼッチーダを放置して、一人で洗面所へ向かいます。
さっそく蛇口から出てくるお湯を確かめたニッシーダでしたが、やはり手のひらだけでは物足りない...とその時、洗面所の前にあるバスルームからお湯をためる音が。
どうやらゼッチーダが初風呂に入るため、リビングにある給湯器のリモコンでお湯張りを始めた模様。
ゆっくりとバスタブにたまりゆくお湯を、黙って眺めるニッシーダ。
「...入るか」
そう呟くやいなや、おもむろに衣服を脱ぎ捨て全裸となったニッシーダは、迷うことなくバスルームに入ります。
そんなコトになっているとはつゆ知らず、一国一城の主として、やっと手に入れた夢のマイホームでの初風呂に入るべく、ゼッチーダはバスルームへと向かいます。
バスタオル片手に「い・い・湯・だな〜♪」と、鼻歌まじりでゴキゲンに階段を上るゼッチーダ。
しかしバスルームの扉を開けたゼッチーダの目に、とんでもない風景が飛び込んできました。
「え!あれ!?なんで???」
あまりの衝撃に、目の前の光景が理解できないゼッチーダ。
そこには自分が入るはずの初風呂に、悠々と浸かるニッシーダの姿が。
「おう!なかなか良い湯加減だよ」
愕然とするゼッチーダに、平然と答えるニッシーダ。
こうなったらもう一緒に入るしかない!
一家の主として負ける訳にはいかないと、さっそく一糸まとわぬ姿になったゼッチーダも、無理やりに湯船に入ります。
「おいおい、まずはかけ湯だろ〜」と諭すニッシーダ。
いやいや、そこ!?
「まったくこの二人は...」様子を聞きつけてバスルームまで来たミセスもあきれ顔です。
「さすがエコワンの湯はカラダに沁みるね〜!」
ともあれ、エコワンでの初風呂に、ゴキゲンな二人でした。