ゼッチーダ邸、秋の光熱費レポート
海沿いの町、逗子にも冬の気配が訪れ、夏には海水浴客で賑わったビーチにも、寒さをものともしない屈強なサーファー以外の人影が見えなくなってきた頃、おなじみのゼッチーダ邸に、こちらもおなじみのニッシーダが訪れました。
そう、今日は恒例の光熱費チェックの日なのです。
夏に引き続き、初めての秋を過ごしたゼッチーダ邸の光熱費は、いったいどう変わったのか?それとも変わらなかったのか?というデータを確認するため、再びニッシーダは逗子にやって来たのです。
この儀式もすっかり恒例となったので、ゼッチーダもすでに準備万端。昨夜からすでに電気やガスなどの使用量を記載した伝票がテーブルに広げられ、ニッシーダが来るのを今か今かと待ち構えていた様子で、玄関先でも「いらっしゃい!」の前に、「さぁ電気とガス、どっちから行きますか?」と聞いたくらいです。
その勢いに押され、「それじゃまずはガスから…」と、玄関先で答えるニッシーダ。何だかゼッチーダのペースに乗せられているようで少し癪に感じますが、とにかくリビングに上がり、さっそくデータのチェックに取り掛かります。
ガス|使用量の比較
ガス|料金の比較
「10月のガス代は昨年に比べて半額以下に下がっているんですが、この時期はまだ床暖房を使っていなかったのもその理由の一つだと思うんです。11月に入ってから床暖房を使い始めたのでガス代も上がっています。ただそれには給湯器の温度を上げたことも影響していると思うんです」と、理路整然と説明するゼッチーダの言葉に頷くニッシーダ。
「ただ、床暖房を設置している面積はマンションの時より大幅に広くなっているんですが、その割には安いと思うんですよ。これは実質的にコストダウンになっていると言うことでよね!」と、したり顔で語るゼッチーダの分析に、納得せざるをえないニッシーダ。
仕事の邪魔をして奥さまに怒られないように、こっそりと仕事部屋をのぞくゼッチーダ。
ツッコミ処がないので、少し消化不良気味ではあるが、気を取り直して「なるほどね…じゃあ電気代の方も見てみようか」と、先を続けるニッシーダでした。
電気|使用量の比較
電気|料金の比較
「電気に関しては、10月と11月は昨年とあまり変わらなかったんですが、12月に跳ね上がっています。但しこれには思い当たる理由があるんです!」と、またもやしたり顔で話すゼッチーダに、ニッシーダも聞かざるをえない。
「理由って何?」
その問いかけを待ってました!とばかりに話し出すゼッチーダ。
「まず、寒くなって家の暖房機器をフル回転させたことですね。特に3階には床暖房がないので、寝室では輻射パネル式の電気ストーブを使っているんですが、これは普通の電気ストーブほどではないのですが、それでもなかなか電気代の掛かる代物なんですよ。さらにこのストーブはワイフの仕事部屋でも使用しているんですが、実はその部屋もポイントで、引っ越し以来後回しになっていた仕事部屋がやっと片付いたことで、ワイフがこの部屋をフル活用することになったことも原因の一つだと思うんですよね」。
「ほう、そうなんだね…」と、テーブルに並べられた伝票を見比べながら、もっともな理由に頷くニッシーダでしたが、「ただし!!」というゼッチーダの急な大声に驚いて前を見ると、いつの間にか立ち上がったゼッチーダが天井を指さして、「屋根の上で頑張っている太陽光パネルのおかげで、実質的にコストダウンは図れているんですよ!」と、これまたしたり顔で語ります。
「去年までに比べると、電気を潤沢に使い倒していますが、電気代自体はそれほど上がっていません。売電分も考えるとコストダウンなんです!」と、得意満面に語るゼッチーダに、ニッシーダも頷かざるをえません。
結局この日は終始ゼッチーダのペースで進み、イヤミもツッコミも差し込むことの出来なかったニッシーダでしたが、ゼッチーダの分析が本当に正しいのかを確認するために、預かった資料一式をリンナイの誇るエコワン・エバンジェリスト、後藤氏にも見てもらうことにしました。
仕事の邪魔をして奥さまに怒られないように、こっそりと仕事部屋をのぞくゼッチーダ。
さぁ後藤さん!得意満面のゼッチーダに、何とか言ってやってください!!
「はい、後藤です。適切な突っ込みを入れられるかどうか分かりませんが、ひとまず資料を拝見しましょう。ふ〜むどれどれ…確かに秋からは暖房シーズンになりますので、これまでと違いエネルギーにも変化がみてとれますね。ガス代については、11月から床暖房を本格的に使用し始めたとのことですが、さすがにガス代の削減率はこれまでと同様とはいかなくってきましたね。前のマンションでも同じく床暖房を使われていたゼッチ―ダさんですが、ゼッチーダさんの言うとおり、明らかに床暖房の面積が格段に大きくなっていることが影響しています。マンションがRC造(コンクリート)に対し、断熱にこだわったとはいえ新居は木造住宅ですから、断熱性能の部分ももしかしたら若干の影響があるのかもしれません。
とはいえ理想の一軒家を手に入れたわけですから、我慢ばかりだけではなく快適生活は必要です。エコワンがあれば、メインのお湯の分野で圧倒的に削減できるので、快適な床暖房を導入しても、従来の暮らしの光熱費をオーバーすることはないと立証いただけたので、そこは嬉しく思います。エコワンは快適と省エネと両立できる素晴らしい設備機器なのですから!!
また電気代に関してですが、夏編の時にもプランの見直しもどうでしょうかと申し上げましたが、まだ見直しのないままに秋を迎えられていますね。そのため11月、12月の消費量は昨年より減っているのに、料金は上がっているという逆転現象が発生しています。これは基本料金と単価のバランスにより発生していると思われますで、やはりプランの変更は要検討でしょう。
あとエコワンには「PV活用モード」(太陽光発電が余剰する時間帯にエコワンを動かすモード)がありますので、ゼッチ―ダ邸はそれに設定するとより良い効果が得られると思いますので、必ず設定してもらいたいですね!
携帯電話のように料金診断をして、ゼッチ―ダ邸の家族構成や使用量に応じた電気料金プランの見直し相談をおすすめします。
そうすると、さらに節約&快適ライフを実現できそうなので、実に楽しみですね!
後藤さんありがとうございます。いつもながらの的確な分析とアドバイス、Goodです!
後日、ゼッチーダに後藤さんのコメントを伝えたところ、ゼッチーダも兼ねてからさらなるコストダウンのため、基本料を見直すために契約(もしくは電力会社)を変更したいと考えていたとのこと。今回のアドバイスを得て、本気で考えますとのことでした。
契約プランや会社の変更によって、果たしてどれだけ電気コストが変わるのか?
これは変更後にまた調べてみないといけませんね!