現代を生きる人々の、上質を求めるライフスタイルや感性に呼応するハイエンドなキッチンシリーズG:LINEは、「God is in the details. — 神は細部に宿る」の哲学がプロダクトの細かなディテールに息づき、研ぎ澄まされた意匠と、使い心地を追求した機能性とを兼ね備える。その遺伝子を引き継いだG:201は、圧倒的な熱量の過熱式水蒸気により、高い調理性を有するオーブンとして誕生した。静かなる佇まいのなかに、革新的な力量を内包している。フロントに配された力強いシルバーは、G:LINEのつやめく深い漆黒を引き立て、空間に新たな表情をもたらす。
多忙な平日、じっくりと調理したい休日、そして集いの機会 ……。G:201は、現代のさまざまなライフスタイルにしなやかに寄り添うマルチ機能オーブンだ。多岐にわたるシンプルな温めメニューを持ちながら、好みに応じたマニュアル操作も可能な電子レンジ。圧倒的な熱量で一般的な蒸し料理から本格的な味わいの実現まで、調理の幅を広げる過熱式水蒸気オーブン。それら両者の機能をあわせ持つ。多様な生活スタイルにフィットする圧倒的な機能性は、食卓を優雅に拡張する。
多彩な自動調理モード
食材に合わせて火加減を
自動で調整
高火力の過熱水蒸気で一気にあぶって表面を焼き固め、旨みを閉じ込める「あぶり焼き」。たっぷりの水蒸気を庫内に充満させ、食材に適した低温で野菜本来のおいしさを引き出す「低温調理」。食材に合わせた温度帯を自動で選ぶこだわりの火加減で調理します。
冷凍も冷蔵も一緒に調理
食材の量がたっぷりでも少量でも、冷凍・冷蔵・常温が一緒でも、角皿に並べた後は「網焼き・揚げる」「焼く」「炒める」「蒸す・ゆでる」の調理方法を選ぶだけ。肉や野菜のように異なる食材や冷凍・冷蔵・常温など食材の温度帯の違いがあっても一緒に同時調理ができます。
出来立てのようなおいしさを再現
レンジの温め機能に加えて、たっぷりの「過熱水蒸気」によって加熱する温めなおし機能を搭載。お気に入りのベーカリーで買ってきたパンや揚げ物などのお惣菜も、まるで出来立て、揚げたてのようなおいしさに復元できます。
手動調理モード
ウォーターオーブン
一定温度(100~300°C)に制御された庫内において、
過熱水蒸気(100°C以上)で食品を加熱します。
オーブン
一定温度(100~300°C)に制御された
庫内において、熱風で食品を加熱します。
ウォーターグリル・あぶり焼き
高温の過熱水蒸気(100°C以上)で
食品の表面に焦げ目を付けて加熱します。
グリル
高温の熱風で食品の表面に
焦げ目を付けて加熱します。
レンジ・解凍
フラットテーブルの下側から出る電波の振動によって食品中の水分による摩擦熱を起こし、加熱します。あたためは、-10°C・20°C~90°Cまで5°C単位の設定ができます。アイスクリーム、バターなどの程よい解凍も可能です。解凍は電波(レンジ加熱)と水蒸気(100°Cまで)で加熱します。
蒸し物・低温蒸し・発酵
水蒸気(100°Cまで)で蒸し器と同じ調理ができます。水分を補いしっとりと仕上げます。通常の蒸し料理に加え、65~95°Cまでの低温蒸しが可能です。30・35・40・45°Cの水蒸気加熱による発酵や、水を使わない[スチームなし]も選べます。
G:201は、オーブン・レンジ機能に加え、圧倒的な熱量による過熱水蒸気により、肉や魚・野菜のグリルのほか、蒸し料理のスイーツまで高い調理性を発揮する。そこから生まれる料理は、キッチン空間さらには暮らし全体の質を高める起点となっていく。G:201は、食材のキャンバスとしてただ料理するためだけの道具ではなく、豊かな時も創出してくれる。
G:201を語るうえで重要な機能のひとつが、業務用スチームコンベクションオーブンと同じ過熱水蒸気によるオーブン調理。過熱水蒸気とは、水の沸点である100°Cを超える温度まで加熱された水蒸気のこと。気体は、水へと変化する際そこに存在する対象に熱を与えることができる。その性質を活かし、一般的な熱風を利用した電気オーブンに比べ、約8倍※という非常に高い熱量で食材を加熱する。また、十分な水蒸気に満ちた庫内では、酸素が少ない状態での低酸素調理が行われるため、食材本来の旨みや甘みを引き出しながら均等に熱を通し、素早く仕上げることができる。これが、一見静かなる佇まいの内側に、力強いパフォーマンスを秘めていると語る所以である。
※オーブン230°C調理時の1m³あたりの熱量と比較した場合。過熱水蒸気:[比熱(液体)×温度差(20°C→100°C)+蒸発熱+比熱(気体)×温度差(100°C→230°C)]×密度=298kcal/m³。
オーブン加熱:比熱(気体)×温度差(20°C→230°C)×密度=35kcal/m³
高い熱量で調理
熱量は熱風オーブン加熱の約8倍。
電源100Vでもしっかり焼けます。
低酸素調理・抗酸化
庫内に充満した水蒸気が酸素を追い出し、食品の酸化を抑制。
ビタミンC・Eなどの抗酸化物質の破壊を抑える。
メカニズム
(過熱水蒸気機能)
:パワースチームジェネレーター
ハイパワーヒーターで大量の水蒸気を発生させ、
庫外で300°Cまで熱した過熱水蒸気を一気に庫内に噴射します。
:高密度ドアシール構造
庫内に大量の過熱水蒸気を充満させることで低酸素調理を実現。食品の酸化を抑えて、素材が持つ大切な栄養素をキープします。
:左右反転循環ファン
ファンの動きを細かく制御し、広い庫内全体に過熱水蒸気やスチームをムラを抑えながら送り込みます。
:可変スイングダンパー
過熱水蒸気やスチームの流れを仕切ることで、
上段集中でのスピード加熱を実現します。
:トリプルウォーターヒートシステム
お料理に合わせて3つのヒーターを制御し、
天面と背面から過熱水蒸気を効率よく噴射します。
メカニズム
(レンジ機能)
:トリプルセンサー機能
3つのセンサーを採用し、刻々と変わる調理環境に適したセンサーで食材の状態を管理します。
赤外線ムーブセンサー
食品の表面温度を感知します。
絶対湿度センサー
庫内の蒸気量によって食品の加熱状態を
感知します。
温度センサー
オーブン庫内の温度を感知します。
タッチパネル搭載
リビングキッチンなどの設置環境を考慮し、彩色を控えた液晶表示と直感的な操作性により、上質さと見やすさを追求しました。英語表記にも対応。調理していない時は、全て消灯することで、重厚で深みのある高級感を演出します。
お手入れモードを搭載
用途に合わせて調理後も簡単にお掃除・お手入れをしていただけます。
:庫内クリーン機能
高温で付着した油などを焼き切り、その後蒸気で蒸らして、
においや汚れを落としやすくします。
:角皿・網クリーン機能
蒸気で蒸らして、角皿と網の汚れを落としやすくします。
:庫内乾燥機能
庫内に残っている水を、高温で乾燥させます。
:クエン酸洗浄
クエン酸を使って、給水経路の洗浄を行います。
ビルトイン電気スチームオーブンレンジ
RKO-M31E
品名コード | 47-0944 |
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希望小売価格(税込) | ¥530,200(税抜¥482,000) |
外形寸法(mm) | 幅:597 × 奥行:433(ハンドル部含477mm)× 高さ:455 |
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設置寸法(mm)キャビネット | 幅:560 × 奥行:410以上 × 高さ:450 |
庫内最大寸法(mm) | 幅:410 × 奥行:305 × 高さ:240 |
庫内有効寸法(mm) | 幅:395 × 奥行:305 × 高さ:240 |
使用段数 | 2段(電子レンジ使用時)フラットトレイ1段 |
質量(kg) | 29kg 付属品含む ※水タンク、つゆ受けのみ含む。(角皿・調理網他は含まない) |
電 源 | AC100v 50-60Hz |
庫内容量 | 30L |
消費電力(W) | オーブン:1410W |
電子レンジ:1460W | |
グリル:1410W | |
待機時:0.0W ※電源オートオフ機能(1~10分。メニューにより異なる) | |
操作方法 | 静電タッチスイッチ(キー)ボタンスイッチ(キー) |
オーブン | デジタル式(オーブン)0~1時間30分(ウォーターオーブン)0~1時間30分 |
100~250°C(10°C間隔) 300°C(最大保持時間は10分間。以降は自動で250°Cに温度切り替え) |
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過熱水蒸気+2段熱風コンベクション | |
電子レンジ | 200・500・600・※1000W 1000Wは短時間高出力機能(最大3分)であり、 定格連続高周波出力は600W。600Wへは、自動的に切り替わる。 |
1000W:3分/600W:15分/500W:30分/200W:1時間35分 | |
蒸し(低温スチーム) | (蒸し物)0~30分 (低温蒸し)温度設定(5°C間隔)65~70°C・0~2時間30分 75~95°C・0~45分 |
発 酵 | 温度設定範囲30~45°C(5°C間隔)時間設定0~8時間00分 |
あぶり焼き | 0~15分まで |
グリル | (グリル)0~35分(ウォーターグリル)0~45分 |