日経トレンディ・
スペシャル
リンナイのマイクロバブルバスユニットが生み出すお湯には、これまでの同種の製品とは桁違いの微細な泡が含まれる。温泉を思わせる、濃い乳白色になるのが特徴だ。
コロナ禍で多くの人同士が密接することがはばかられるなか、外出をしなくてもリラックスやリフレッシュできるよう、自宅の環境を整える「巣ごもり」消費の需要が高まった。ステイホームという生活習慣が今後継続しそうななか、自宅のお風呂のお湯を、まるで温泉のように変えて楽しめる商品が注目を集め始めている。
それがリンナイが2020年4月に発売した「マイクロバブルバスユニット」だ。自宅のお風呂のお湯に微細な泡を大量に溶け込ませ、白骨温泉や草津の湯など、名湯を思わせる濃厚な白いお湯に変えるシステムだ。
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マイクロバブルバス
ユニット -
マイクロバブルバス
ユニット内蔵ふろ給湯器
圧倒的な泡の量が満足感と極上のリラックスを与える
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ミリバブル
100μm 以上 -
マイクロバブル
1μm ~ 100μm -
ウルトラファインバブル
1μm未満
お湯の中に溶け込ませるマイクロバブルの量を大幅に増やした最新機種。この商品が、2019年まで発売していた前モデルの25倍*の売り上げを記録。自宅を温泉のようにして、今までにない贅沢でワクワクする入浴体験を楽しめ、さらに入浴時の健康効果も高められると話題になった。新しい生活様式が求められるなかで、リラックスした生活、そして日々の健康を生み出せる商品として高い人気を集め始めており、今後のさらなるヒットが期待されている。
ここでは、このリンナイのマイクロバブルバスユニットが人気になった秘密を専門家の分析を交えて探り、さらにこの新しいお風呂が、日々の生活をどう変えていくかを解説する。
「毎日のお風呂」で健康に
近年で研究成果が続々発表
「最近になって、入浴がもたらす健康効果が次々と明らかになっています」と話すのは、入浴とその健康効果に関する研究で「温泉博士」の異名を取る東京都市大学人間科学部の早坂信哉教授だ。
早坂教授が、千葉大学などの研究グループと一緒に実施した大規模調査(高齢者1万4000人を3年間にわたって追跡)では、毎日お風呂につかる人は、週2回までしかつからない人に比べて、要介護認定になるリスクが約3割も低下することが分かった。また、大阪大学などが40歳以上の男女3万人を20年にわたって追った調査では、脳梗塞、脳出血、そして心疾患のリスクが大幅に減少するという結果が、つい最近発表されたという。
お風呂に入るとなぜこうした病気が防げるようになるのか。そのメカニズムは主に2つある、と早坂教授は言う。1つは、体が温まることで血流の改善された状態が長続きすること。すると体の隅々に栄養と酸素を運べるようになり、新陳代謝が良くなり、不要な老廃物が排出できて全身の疲労回復が加速する。そしてもう1つは、水の圧力による効果だ。水圧によって体が締めつけられて血流が改善し、お風呂の中で体が浮くことで、関節や筋肉の緊張が緩む。この効果が毎日続くことで、先のようなさまざまな健康面でのメリットが得られるのだ。
- 毎日のお風呂で…
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- 要介護状態が29%減※1
- 心臓疾患が28%減※2
- 脳卒中が26%減※2
- 脳内出血が46%減※2
※1:Yagi A, Hayasaka S, et al. J Epidemiol 2019;29:451-456. ※2:Ukai T, et al. Heart 2020;106:732–737.
空前の
お風呂ブーム
到来の
可能性も
東京都市大学 早坂信哉教授
「大切なのは、毎日入浴する習慣をつけること」と話す早坂教授。早坂教授の研究によれば、毎日10分、40度のお風呂につかるのが最も健康効果が高いと言う。
現代の人々は「温泉に入るのは好きだけれども、忙しい、面倒臭いという理由から、家ではついシャワーで済ましてしまうとか、さっとお風呂に入るだけとかという人が多い」(早坂教授)だがその流れは、これらお風呂に関する健康調査の発表が相次いだなかで、大きく変わる可能性がある。
この状況で求められているのが、家のお風呂があたかも温泉になったかのような気分が味わえ、毎日のお風呂をより楽しい気分で味わえること。贅沢な気持ちでお風呂のある生活をおくれ、毎日の入浴を無理なくできるというニーズが、これまで以上に高まっている。早坂教授は、マイクロバブルバスユニットに注目が集まる理由をこう分析する。
毎日ゆっくりとつかりたい
そこに求められるのは「上質感」
実際、マイクロバブルバスユニットの濃厚な白いお湯がもたらす「ワクワク感」や「贅沢な気持ち」「感動」は、水道水を温めただけのさら湯のお風呂に比べて圧倒的に高い。消費者に対して主観調査を実施すると、普通のお湯の2倍以上の感動を味わっているという結果が出ている。
コロナウイルスの蔓延で多くの人がステイホームを強いられるなか、家の中で少しでも楽しんだりリラックスしたりできる環境づくりをしたい、ちょっとした贅沢を味わいたい。そうしたニーズが高まるなか、日々の「感動価値」こそが、これからのヒット商品には欠かせないものになっている。
マイクロバブルバスの「濃厚な白いお湯」には
さら湯の倍近い贅沢感や感動が!
【実験条件】 測定:VAS法(視覚的アナログ尺度)を用いた解析論文:2020年マイクロバブル入浴の心身の主観的評価(早坂信哉:日本健康開発雑誌 2020年 被験者:成人女性11名)
より短時間で体を温める効果
リンナイのマイクロバブルバスユニットが生み出すお風呂は、単純に上質感やワクワク感を味わえるだけのものではない。温泉に匹敵するような健康・美容への効果も期待されており、これまでの水道水のお風呂とは異なる新しい入浴体験が実感できるのだという。例えば温浴効果。「通常のお湯と比べて、お風呂から上がった後の体温低下がマイクロバブルのお湯の方が少なく、体温を長時間高く保っていられる」(早坂教授)。
先に説明した通り水道水のお風呂でも十分に温浴効果はあるが、マイクロバブルバスならば、その効果をさらに高める働きがある。つまり「より短い入浴時間でも十分な健康効果が得られる」(早坂教授)ことを意味するのだ。忙しい現代人にとっては、たとえ毎日10分間の入浴すら長いと感じる人も多いはず。負担を感じることなく、より手軽に、健康でいられるきっかけづくりになるはずだ。
石鹸などを使わずに
汚れが落ちるだけではなく、
肌のしっとり感などを実感する人も多数
【実験条件】 測定:VAS法(視覚的アナログ尺度)を用いた解析論文:2020年マイクロバブル入浴の心身の主観的評価(早坂信哉:日本健康開発雑誌 2020年 被験者:成人女性11名)
水と空気だけで体を美しく保てる
加えて注目したいのが、高い洗浄効果も認められている点だ。マイクロバブルの微細な泡の効果を研究をする慶應義塾大学の寺坂宏一教授によると一般的に、マイクロバブルの水中の微細な泡は「油脂やたんぱく質、でんぷんなどを吸着する効果がある」といい、実際にリンナイのマイクロバブルバスユニットにおいても、その効果が認められている。
リンナイがマイクロバブルバスを対象に行った実験では、水道水のお風呂に入るより、固形汚れが1.5倍も落ちやすい結果となった。「石鹸やクレンジング剤のような界面活性剤は、人によっては皮脂を落としすぎる場合がある。特に30歳を超えた人にとっては、マイクロバブルのお湯でだけで体を洗うのは十分な場合が多い」(早坂教授)。水と空気だけで十分な汚れを落とす効果がある。そこに人工的なものが一切入っていないことは、肌にトラブルを抱えている人にとっては特に朗報だ。
近年、自分の体や地球環境そのものに可能な限り負荷をかけない、エシカルな消費をする消費者が増えている。水と空気だけしか使わずに体をきれいに保てるマイクロバブルバスは、人にも地球にも優しい、究極の美容機器という側面もありそうだ。
マイクロバブルバスの洗浄効果や、まろやかな質感の湯あたりは、多くの消費者が既に実感している。「肌がさっぱり、しっとりする実感がある」と感じる人は、水道水のお風呂よりも圧倒的に多い。健康から美容にまで効果を発揮し、その上で贅沢な毎日を過ごせるリンナイのマイクロバブルバスユニット。来年のさらなるヒットを期待できる、注目の商品といえるだろう。
複雑な工事は必要とせず、リンナイの
マイクロバブルバスユニットは導入も簡単!
- お使いの給湯器に
ユニットを後付けする場合(後付けはリンナイ製の対応給湯器のみ可能です) -
循環金具マイクロ
バブルバス
ユニット単体既存の
給湯器 - 給湯器ごと導入する場合(新築、リフォーム、給湯器の交換タイミングなど)
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循環金具マイクロ
バブルバス
ユニット内蔵
ふろ給湯器
バスタブや天井
などへの工事は不要。
また、バスルーム内に
追加の機器設置も
必要ありません。