直火の能力を最大限に活かす蓄熱厚釜
軽量かつ優れた熱伝導率と蓄熱性を誇るアルミキャストを採用。
強火力のガスの直火と相性がよく、加熱や高温維持をしやすいため、
熱がムラなくしっかり伝わり、炊き上げや蒸らしを効果的に行うことができます。
蓄熱厚釜ができるまで
高品質なアルミを使用し、型取りから焼き付けまで一貫して製造。
徹底した品質管理のもとで、直火匠に欠かせない蓄熱厚釜を生産しています。
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鋳型にアルミを流し込み、型を取ります。
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鋳物を正確に削り、一品ずつ仕上げます。
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中面にフッ素樹脂を塗布します。
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外面に耐熱塗装を施します。
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底面を加工し、完成です。
蓄熱厚釜の特徴
軽く熱伝導率に優れたアルミは、ごはんをおいしく炊くのに適した材質。
フッ素樹脂との密着性もよいため、フッ素の耐久性も向上します。
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軽い
ステンレスや銅に比べ、
約1/3の重量で取扱いもラクラク。 -
熱伝導率が高い
ステンレスの約3倍の熱伝導率で、
ごはんを均一に加熱。 -
冷めにくい
釜底の厚みをアップさせることで、
冷めにくく、高温維持が可能。
材質 | 比重(g/cm3) | 比率 | 熱伝導率(W/mk) | 比率 |
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純アルミ | 2.70 | (1) | 204 | (1) |
ステンレス(SUS430) | 7.87 | 2.9 | 60 | 0.29 |
純鉄 | 7.87 | 2.9 | 67 | 0.33 |
純銅 | 8.96 | 3.3 | 386 | 1.89 |
<2012年7月 リンナイ(株)調べ>
釜の蓄熱状態
熱伝導率の高いアルミを厚底・薄壁で広浅形状にしたため、熱が均等にいきわたります。