設置時の注意点
機器本体の周囲
家具や壁・棚など可燃性の部分との距離を十分に離す
防火上必要な離隔距離をとって設置してください。火災や機器過熱によるやけどの原因になります。
浴室など高温・多湿の場所や風雨にさらされる場所(ベランダ設置を除く)には設置しない
漏電して感電・火災の原因になります。また、機器故障の原因になります。
ベランダや軒下など屋外で使用する場合は、機器の上方に必ずひさしのような屋根を設け、別売の排湿トップ(DT-54NF)を取り付ける
機器に直接水や雨がかかると、漏電して感電・火災の原因になります。また、機器故障の原因になります。
ベンジン・シンナー・ガソリンなどの揮発性引火物を使用する場所には設置しない
爆発や引火して、火災のおそれがあります。
ガスの完全燃焼には多量の空気が必要です。換気が十分できる設備があるところに設置する
換気をしないと、不完全燃焼による一酸化炭素中毒のおそれがあります。
棚の下など落下物などのおそれのある場所には設置しない
落下物によっては、火災のおそれや機器故障の原因になります。
パイプフードからの多量の水蒸気や音などが、隣家の迷惑になるような場所では使用しない
パイプフードからは運転時に音や水蒸気が発生します。
騒音・におい・結露の原因になりますので、隣家・寝室などに配慮した設置場所を選定してください。
綿ぼこりの多い場所には設置しない
機器故障の原因になります。
水平で安定性のよい丈夫な場所、乾燥機の質量に十分耐え得る場所、騒音や振動が増大しない場所に設置する。水平器を用いて、水平であることを確認する
不安定な場所や傾いた場所に設置すると、安全装置が正常にはたらかなかったり、機器が転倒して、けがをしたりすることがあります。前方に傾いた状態で使用すると、ドアが勢いよく開いて、けがをすることがあります。また、建物の破損や騒音の原因になります。
専用台にのせて使用の際は、壁のすぐ前に設置し、鎖(注)(専用台に付属)で専用台と壁や柱をつなぐ。また、機器は専用台にねじで固定する
機器のうしろに壁がなかったり、鎖のつなぎかたや、ねじの固定が不十分であったりした場合、機器が転倒して、けがをすることがあります。
(注)別売の専用台DS-80HSFおよびDS-80MSFは、鎖を必ず2 本使用してください。
造作棚等に本体を設置する場合は、以下の注意点を守り設置する
・耐荷重60kg 以上
・棚板は本体寸法より大きくしてください。
・落下しないよう安全に配慮し水平に設置してください。
棚板に下部より固定する場合には、M5×(棚板厚+(25~35mm))のねじを現場手配してください。