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故障・トラブルとエラーコード
リンナイ製ビルトインガスコンロの故障時の原因と
自分でできる対処法を解説

本記事では、リンナイ製ビルトインガスコンロのよくある故障・トラブルとエラーコードを、
原因と自分でできる対処法もあわせて解説しています。

01

故障かな?と思ったら確認すべきチェックポイント

ガスコンロが点火しない・火が弱いなどの「故障かな?」と思われるトラブルが発生した場合の、
自分で確認できるチェックポイントは以下のとおりです。

  • 電池が切れていないか

    点火しない(または使用中に火が消えたりする場合)場合は、乾電池が電池切れしている可能性があるので確認・交換しましょう。電池がセットされている場所は機種によって違いますが、主にコンロ前面の左右どちらかの操作パネルの下部にあります。

  • 汚れたり煮こぼれで濡れたりしていないか

    バーナー周りや操作部に汚れや煮こぼれがあると、正常に点火・作動しないことがあります。汚れや水濡れなどを除去し、乾燥すれば点火するようになる場合があります。日頃から濡れたまま放置しないよう掃除しておくと安心です。

  • バーナーキャップがズレたり歪んだりしていないか

    バーナーキャップのズレ・歪みや汚れは、点火不良や火力低下の原因になります。バーナーキャップを正しい位置に戻せば点火するようになる可能性が高いです。

  • チャイルドロックがかかっていないか

    チャイルドロックが設定されていると、点火操作はできません。自分では設定した覚えがなくても、偶然設定がオンになってしまう場合もあるため、念のためチェックしてみましょう。

  • 温度センサーや立ち消え安全装置が汚れていないか

    温度センサーや立ち消え安全装置が汚れていると、安全装置がはたらき、火が消えたり点火しにくくなったりすることがあります。汚れている場合は、それぞれの部品をお手入れしてから、もう一度点火してください。

故障診断ナビで簡単チェック
リンナイの「故障診断ナビ」なら、症状の原因や対処法を簡単に確認することができます。
02

よくある故障・トラブル

ガスコンロのよくある故障・トラブルの症状をまとめると、主に以下5つです。
それぞれ原因・対処法はある程度決まっているので、該当の症状をクリックしてチェックしてみましょう。

  • 火がつかない

  • 火が途中で消える

  • 火力が勝手に変わる
    /火が弱い

  • グリルが点火しない

  • 火の色がおかしい

【症状別】
よくある故障・トラブルの原因と対処法

エラーコード11

火がつかない

火花が飛ぶのに点火しない場合は、バーナーキャップの汚れや取り付け不良、点火プラグ周辺の汚れ、乾電池の消耗、ガス栓の状態などを確認してください。

主な原因
  • ◯バーナーキャップの汚れ・取り付け不良
  • ◯点火プラグ(火花が出る部分)の汚れ
  • ◯電池切れ
  • ◯ガス栓が閉まっている
対処法
  • バーナーキャップと周辺を掃除し、正しく取り付ける
  • 電池を新品のアルカリ乾電池に交換する
  • ガスの元栓を一度開閉してから点火し直す。改善しなければ故障の可能性あり
エラーコード12

火が途中で消える/点火操作後に手を離すと火が消える

火が途中で消れたり、点火操作後に手を離すと火が消えたりする場合は、立ち消え安全装置が炎をうまく感知できず、安全装置が作動してガスを遮断している可能性があります。
立ち消え安全装置や点火プラグ、温度センサーの汚れを確認してください。

主な原因
  • ◯立ち消え安全装置の作動(炎を感知できずガスを遮断)
  • ◯立ち消え安全装置・点火プラグ・温度センサーの部の汚れ
対処法
  • 鉛筆の先のような部品(立ち消え安全装置・点火プラグ)の汚れを歯ブラシで除去する
  • バーナー中央にある温度センサーの汚れを、固く絞った布で拭き取る
エラーコード11
エラーコード51

グリルが点火しない

グリルが点火しないの場合は、連続使用で庫内が熱くなりすぎて点火を止めているケースが多いです。
まずは庫内を冷ましてから再点火しましょう。それでもだめなら、電池とバーナー周りの汚れを確認します。

主な原因
  • ◯庫内が高温になっている(過熱防止機能の作動)
  • ◯グリルバーナー周りの汚れ/濡れ
  • ◯電池切れ
対処法
  • 連続使用等で庫内が高温だと火がつかないため、冷めてから再点火する
  • グリル庫内や点火部周辺の食品くず・汚れを取り除く(グリルバーナーや安全装置等には触れないでください)
  • 電池を交換する
エラーコード通常なし

火力が勝手に変わる/火が弱い・不揃い

火力が勝手に変わるのは、Siセンサーが温度を検知し調整している証拠であり多くの場合は故障ではありません。
鍋底の温度センサー密着と、バーナーキャップが正しく取り付けられているか見直しましょう。

主な原因
  • ◯「火力が勝手に変わる・弱まる」はSiセンサーの自動火力調節・過熱防止による正常作動(鍋底の密着不良・汚れで誤作動する場合あり)
  • ◯「火が弱い・不揃い」はバーナーキャップの取り付け不良
対処法
  • 鍋底をセンサーにしっかり密着させ、センサー部の汚れを除去する
  • バーナーキャップを正しく取り付け直す
エラーコード通常なし

火の色がおかしい(赤い・オレンジ色)

火の色がおかしい(赤い・オレンジ色)場合、「鍋にススが付くか」が異常かどうか見分ける起点です。ススが付くならバーナーキャップの目詰まり、付かないなら多くは無害な炎色反応です。ただし、使い始めから全バーナーがオレンジ色になる場合は危険信号です。ガス種が違う可能性があるため、即使用を中止しましょう。

見分け方

火が赤い・オレンジ+鍋にススが付く

主な原因

バーナーキャップの目詰まり・変形

対処法
  • ブラシや針金で掃除。変形していればバーナーキャップを交換する
見分け方

火が赤い・オレンジだが、ススは付かない

主な原因

チリ・ホコリ・塩分・カルシウム等による炎色反応

対処法
  • 異常ではありません。加湿器を使用している場合は、いったん使用を停止し、炎の色が戻るか確認してください。
見分け方

【設置直後】全バーナーの火が赤い・オレンジ+ススが付く

主な原因

ガス種(LP/都市ガス)の不一致

対処法
  • 危険なため即使用中止し、ガス種が合っているか確認する
注意:ガスのにおいがするときは、絶対に火気を使わないでください!
ガス臭がする・異音や異常な炎が続く場合は使用・対処を中止し、すぐにガス栓と元栓を閉め、窓を開けて換気してください。換気扇や照明のスイッチは火花が出る恐れがあるため、操作しないでください。そのうえで、ガス会社や販売店、リンナイの修理窓口に連絡・相談してください。
03

ガスコンロのエラーコード

ガスコンロのエラーコードを、対処法とあわせて一覧にまとめました。
自分でも対処が可能なケースと、故障の可能性が高いケースに分けてご紹介します。

主に安全装置の作動・操作が原因のエラーコード
(多くのケースは自分で対処が可能)

エラーコード エラーコードの意味 対処法
00 消し忘れ消火機能が作動した状値 点火ボタンを元の位置に戻し、再度点火ボタンを押して点火するか確認する
02 以下安全装置が作動した状態
◯焦げつき消火機能
◯調理油過熱防止機能
◯空焚き防止機能
◯炊飯ハイカット機能
◯グリル過熱防止機能
点火ボタンを元に戻し、機器が冷めてから再度点火して確認する
11 点火操作時、火が点かなかったときに表示(点火不良) 電池切れ・ガス栓の開き・バーナーキャップのズレや汚れなどを確認。すべてのバーナーで点かないか一部かで原因の切り分けを行う
12 コンロバーナーの燃焼中に火が消え、安全装置が作動した状態 ガス栓の開き不足を確認して再運転する。室内の酸素不足を防ぐために十分に換気する。立ち消え安全装置・点火プラグの汚れを確認する
14 温度センサー過熱防止機能が作動した状態 点火ボタンを元に戻し、機器が冷めてから再度点火して確認する

故障の可能性が高いエラーコード
(基本はメーカー修理)

エラーコード エラーコードの意味 対処法
24 センサー切キー、または高温炒めスイッチの故障を検知 再点火を試し、改善しなければ修理依頼(考えられる箇所:操作基板・電装ユニット)
31 サーミスタの断線を検知 再点火を試し、改善しなければ修理依頼(考えられる箇所:サーミスタ)
32 サーミスタの回路故障を検知 再点火を試し、改善しなければ修理依頼(考えられる箇所:サーミスタ、電装ユニット)
51 グリル下火用電磁弁回路の故障を検知 再点火を試し、改善しなければ修理依頼(考えられる箇所:電磁弁・電装ユニット)
70 回路不良が発生した状態 点火ボタンを元に戻して再点火し、改善しなければ修理依頼(考えられる箇所:電装ユニット)
71 セーフティバブル回路の故障が発生した状態 やけどに注意して点火ボタンを消火位置に戻し再点火する。改善しなければ本体基板などの故障の可能性あり
72 サーモカップル回路の故障を検知 再点火を試し、改善しなければ修理依頼(考えられる箇所:電装ユニット・サーモカップル)
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修理・交換を検討した方がいいケース

対処をしても改善しない場合は、以下のいずれかに当てはまらないか確認してみましょう。

  • 同じエラーが
    繰り返し表示される

    対処後もすぐに同じコードが出る場合、内部部品の不具合が疑われます。点検・修理をおすすめします。

  • 火力が安定しない

    炎が揺らぐ・勝手に強弱が変わるなどの症状は、清掃で直らなければ部品劣化の可能性があります。

  • 10年以上使用している

    長期間使用した製品は、各部品が経年劣化します。設計上の標準使用期間を超えている場合は、交換(取り替え)をご検討ください。

  • 修理部品が
    供給終了している

    補修用部品の保有期間を過ぎると修理ができないことも。
    その場合は交換(取り替え)の検討をしましょう。

故障診断ナビで簡単チェック
リンナイの「故障診断ナビ」なら、症状の原因や対処法を簡単に確認することができます。

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