家事をラクに、暮らしにリラックスを。
ユーザー体験から見る、リンナイのある暮らし。

T様邸(愛媛県)

家族構成:4人(ご夫婦+お子さま2人)
職業:建築会社勤務
延床面積:38.83坪(128.35㎡)
エコワンの種類:シングルハイブリッド100ℓ
エコワンの使用年数:3年目
太陽光の有無:あり/9.5kW
その他導入しているリンナイ機器:
ガス衣類乾燥機「乾太くん」
ビルトインガスコンロ「デリシア」

我慢しなくて良い
生活をするために、
エコワンを選びました

家づくりがきっかけで飛び込んだ建築業界

「建築業界に入ったきっかけは、暑がりな自分が快適に暮らせるには、どんな家がベストなんだろう?と考え始めたことです」と言うのは、松山市内で住宅建築関連の会社に勤めるT様。元は大手電機メーカーでエンジニアとして働いていましたが、ご結婚されてご家族も増え、さぁそろそろマイホームを…と考え出したときに、“どうせ家を建てるなら快適に暮らしたい。でも快適な家ってどんな家なんだろう?”と疑問に思ったことが、今の仕事に就くきっかけとなりました。

生来のエンジニア気質で、何事も自分でとことん調べないと気が済まないタイプのT様は、多忙な仕事の合間を縫って家づくりについて猛勉強をし、住宅建築や住環境にまつわるさまざまな知識を身に付けました。やがて自分なりの“快適な家”を見つけたT様は、その豊富な知識とマイホームに掛ける熱い想いを持って、さまざまな建設会社を回り始めますが、所詮素人であるT様の想いに共感してくれる会社は、なかなかありませんでした。しかしある日ついに、T様の話を熱心に聞き、理想のマイホームについて一緒に考えてくれる会社が見つかりました。それが、T様の現在の勤め先である一級建築士事務所でした。そう、T様は「快適な家を建てたい!」というご自分の熱い想いに応えてくれた会社に、何と転職することにしたのです。

ご自宅前に揃ったT様ご一家。お子さまは、8歳と3歳の男の子兄弟。

そしてT様は、住宅建築業界への転職を機に、快適な住環境を追い求めるための膨大なデータの収集と解析を元に独自の研究を重ね、いまや会社の「温熱担当」として、建築物における熱のプロフェッショナルとして活躍しています。

「とにかく我慢せずに、楽しく暮らせる家が良かったんです」と言う奥さまと、その願いを受けて、快適な家づくりを目指したT様。

目指したのは、家族みんなが楽しい家

「山の麓で海が見える場所。そんな土地を探しました」というT様の希望通りの土地が見つかったのは、家を建てようと思って今の会社に入ってから、実に3年後のことでした。
「もうこのまま家は建たないかもって、実はあきらめかけていたんですよ」と笑うのは、現在8歳と3歳の元気なお子さま二人を子育て中の奥さま。そんな奥さまが夢のマイホームに望んでいたのは、“家族みんなが楽しく過ごせる家”。

「とにかく我慢せずに、家族みんなが楽しく暮らせる家に住みたいというのが、私の願いでした。それまで住んでいた賃貸住宅は狭く窮屈で、毎日の生活でいろいろな我慢をしていましたので…」という奥さまの切実な思いを受け止めたT様は、家族みんなが我慢せず、楽しく快適に生活できる家を建てるためにさらに研究を重ねました。そして、我慢しなくて良い快適な家づくりには、「断熱」が必要だという結論に達しました。外観や間取りやデザインなどではなく、質の高い断熱を採り入れた構造こそが、楽しく暮らせる家づくりの根幹だと確信したのです。

「快適に暮らすには、質の良い断熱が必要でした」と力説するT様。

エコワンとの出会い

そうして高断熱の家づくりを始めたT様が一番悩んだのが、「給湯器」のことでした。一般的に給湯器というのはあまり表に出ない機器なので、家を建てる人の大多数がなんとなく選んでしまいがちなのですが、温熱のプロフェッショナルであるT様は、この給湯器選びこそが快適生活の肝であると考えていました。

元々自然の力を最大限に活かした家づくりを目指していたので、太陽光パネルの設置は考えていましたが、それに組み合わせる給湯器の選択が問題でした。電力会社が推し進めるオール電化対応の給湯器にするか?もしくはガス給湯器にするのか?多くの場合、このどちらかを選ぶという2者択一となるのですが、住宅業界で有名なある大学准教授の講演で初めて知った新しい給湯器の存在が、選択肢の幅を広げました。それが、ガスと電気のハイブリッド給湯器・エコワンとの出会いでした。

リビングに天井はなく、1〜2階が一体となったオープンな居住空間。

エコワンを徹底リサーチ

エコワンというハイブリッド型の給湯器があると知ったT様は、ここでもエンジニアとしてのこだわりを発揮し、エコワンをその構造から徹底的に調べることにしました。そもそもヒートポンプとは何か?から始めて、このハイブリッド給湯器の仕組みについてとことん調べ上げ、さらにはエコキュートやエコジョーズとの比較やメリット・デメリットを検証し、エコワンのシステムを完全に理解した上で、カタログなどに記載してある数値が信用に値するものだということを確信したのです。

そしてエコワンがベストだという結論に達する

何事も数値に置き換えてロジカルに考えるT様は、電気、ガス、そしてハイブリッド、それぞれの給湯器の数値をグラフにして比較検討し、自分の家のロケーションや設計プラン、家族構成やそれぞれのライフスタイルを加味して考えた結果、エコワンがベストだという結論に達しました。T様が最終的にエコワンを選択した一番の理由は、やはりハイブリッドだということ。万一の災害時の対策として、電気、ガスどちらかのエネルギーに偏らないことが大事だと考えたからでした。

このエコワンが、T様の考える快適な住まいを実現するためのベストな選択でした。
「乾太くんは、毎日フル活動です!」という奥さま。育ち盛りのお子さまの洗濯物も多く、毎日大体2回転するとのこと。

ライフスタイルや住宅設備に合わせた空調機器

T様邸には太陽光パネルは設置されていますが、床暖房は導入せず、主に24時間稼働させている床下エアコンと、邸内の風を循環させるサーキュレーターで空調されています。もちろん断熱性の高い建築仕様になっているので、最小限のエネルギーで最大限の空調効果が得られるように設計されています。給湯器以外のガス機器としては、リンナイのガスコンロ「デリシア」とガス衣類乾燥機「乾太くん」が設置されており、お風呂にはミストサウナや浴室乾燥機もあるのですが、乾燥力とコストを考えると「乾太くん」には適わないというT様。ガスと電気、その両方の熱源が、T様邸の快適な暮らしを支えているのです。

光熱費のコストパフォーマンスを考える

「エコに対する意識ももちろんあったのですが、それよりもコスト重視で選んだのが太陽光発電です」というT様。ご自宅で使う電力はすべて賄った上で、さらに売電額が月に1万円以上になることも多いので、通年で見るとゼロエネルギーというより、実質的にプラスが出ているとのこと。「引っ越す前に住んでいた賃貸住宅は、この家よりもかなり狭かったんですが、比べてみると光熱費は今よりも高かったんです」。家が広くなって、お子さまが生まれて家族も増えたのに光熱費は安くなったとのこと。「家自体の断熱性能が向上したということもありますが、太陽光発電と、それを最大限に活かす高効率なエコワンの給湯・暖房機能の賜物だと思いますよ」と、温熱の専門家でもあるT様も大満足です。

2階のお子さま用スペース。扉もないオープンスペースなので、子供部屋というより、大きなリビングの一角という感じ。

エコワンが適している人(家)とは?

住宅建築の専門家として、そして一人のエコワンユーザーとして、どんな家や家庭がエコワンの導入に向いていると思いますか?という質問に、T様は次のように答えました。

「4人以上のご家族で、ガスコンロで調理をする家。そして、床暖房やガスファンヒーターによる暖房や、浴室乾燥機や乾太くんなど、ガスを使った機器を使うご家庭なら、エコワンはかなりオススメです。一般的に、ガスは使用量が多いほうが割安になります。しかし高効率なエコワンはガスの使用量が少なく、結果的に割高になる可能性もあるので、他の機器でもガスを使うほうが良いのです。加えて言うならば、災害対策に意識の高い人にもオススメできますね。エコワンはハイブリッドなので、災害などで万一電気やガスどちらかのライフラインが一時的に止まったとしても、家庭内のライフラインはひとまず確保できるので安心です」

料理はガス派という奥さま。「デリシア」は奥さまのチョイス。

さらなる快適を目指して

高い断熱性能とエコワンで快適な住まいを手に入れたT様ご一家。しかし聞けばまだエコワンの性能をすべて使っていないとのこと。「スマホアプリやスマートスピーカーと連動させてのリモート操作や、家族の生活リズムを覚えさせる学習機能など、便利な機能があることは知っているんですが、まだまだ使いこなせてないですね」と笑うT様。さらに快適な暮らしにするため、これからじっくりエコワンと向き合っていくとのことでした。

やんちゃ盛りのお子さまを見守るT様ご夫妻。「子どもたちの笑顔を見ると、この家を建てて良かったと思います」というT様。